先日こんな問題集を買い、感動したというお話をしました。
じつはその時、「これいいかもな~」と思い
息子の反応は見ずに、あらままの独断で決めた問題集が
1冊ありました。
それがこれ「ことばプリント」
これは文庫本を一回り大きくさせたような
言葉専用の小さな問題集ですが、
うなるくらいすばらしい問題を出している問題集だったのです。
そしておそらく
「本を読んでいるのに国語の成績が悪い」
という子どもさんにはピッタリかなと思う
問題集だという事にも気づきました。
詳しく見ていきましょう。
問題集「ことばプリント」の底力
中身を詳しく見ていきますね。
例えばこの問題。
選択肢が
「思い込む」「思いうかべる」「思いつく」・・・。
なんだか俳句みたいですが、
この3つの違いを理路整然と子どもに説明出来る
大人ってどれくらいいるのでしょうか。
この微妙な違いを問うてくるというのが
ことばプリントのすごいところ。
まだまだありますよ。
「配給」と「配布」って・・・どう違うんでしょうね?
配給って食べもののイメージですし、
配布って・・・紙とかプリントとか?
こんな感じで「ことばプリント」は
「ものすごく微妙なところをぐいぐい問うてくる」
のです!
必然的に辞書を引くようになりますし
大人でも「こんな違いがあるのか~」と
感心することしきりです。
もっとすごいのは後半。
こんな感じで
「人生(での言い回し)」
「体の具合」「数」「経済」「気象」
などの細かい言い回しの違いを
ぐいぐい問いかけてくれます。
もうあらままが「くーっ、そこをきいてくるか!」
と、悶えてしまうくらいのいい問題ですね。
おかげであらままも物知りになれました。
読書をしているのになぜか国語が出来ない子向けの理由
息子君は結構本を読んでいます。
なのでこの問題集は、
すいすい出来るんじゃないかな~
・・・なんて期待していましたが・・・。
意外と出来ない・・・。
なんで?と思って息子君に聞いてみたら
「本読んでるときに
難しい言葉、解らない言葉が出てきたら
飛ばして読んでた」
ということ!!
ただ活字を追ってただけだったんですね!
これは大きな盲点でした。
読書をしているから、
国語は出来るはず・・というのは
大きな思い込みだったのかもしれません。
言葉の意味を解らずに読んでいたら
長文の読解は出来ませんよね・・・。
読書をしているのに国語が出来ないという子は
ことばの違いが理解出来ていないのかもしれません。
(漢字も読めてるかどうか大事ですよ!)
本当に言葉を理解しているのか?
それはこのことばプリントをやらせると
すぐに判明します。
まとめ
しびれるほどいい問題を
だしてくれたことばプリントですが
読書している=国語出来る・・・ではないことも判明。
もし読書をしているのに国語が出来ないと
お悩みの方は、一度この「ことばプリント」を
やってみてはいかがでしょうか?
ぽちっとなしてもらえたら嬉しいです!