先日こんなツイッターを見ました。
「簡単すぎると飽きてしまうが、難しすぎると諦める」
— ゆうはる@小2年長子育て中 (@yuuharu01) 2019年3月21日
大人もそうだけど、子供も同じ。
学習でも運動でも子供の様子を見て、まずは「できる」を感じさせてあげて、段階を経てレベルアップ。難しそうならちょっと戻るのもあり。
親の「これはもうできて欲しい」には気をつけたいと思っている😀
その通りなんですよね。ゆうはるさんのツイッターは
いつも共感しています。
で、思う事あってRT
読書もそうですよね😃
— あらまま (@tanosikuaramama) 2019年3月22日
簡単過ぎても面白くないし、難しすぎたら「読書はつまんない」になる
親の仕事で大事なことの1つは
「子供を観察する力」
だと思います😃
自分の感情や願望を捨て
ありのままの子供を見ること
意外と難しいですけどね😅 https://t.co/yhRUK7utKq
勉強は簡単すぎると面白くないし、難しすぎたら
そこでもうやる気を失ったり、
自信を無くしたりするんですよね。
でもこれって「読書」にもいえることだと思います。
その子にあったレベルの本を与えてあげないと
読書そのものが嫌になってしまったりするんですよね。
そこで今回は
「子どもに本を読んでほしいけど、
どうしたら読んでくれるのか」
「子どもが読書を好きになってくれるには
どうしたらいいのか」
と考えているママさんに向けて書きます。
本のジャンルにはこだわる
子どもさんに本を読んでほしいと思った時
やってしまいがちなこと・・・
それは
「学校おすすめの本」とか
「世界文学全集」みたいなのを
読ませてしまう事。
これって結構きついかもしれません。
真面目なコチコチの本は、絶対に子供は読みません。
それを読むのは読書レベルが上がってからです
(選んでくれたら涙を流して喜んでください!)
本好きな息子君でもそんな本は見向きもしませんね。
私も無理やり読ませたりしませんし。
言い回しが堅苦しかったり、
主人公に共感できなかったり
時代背景が古すぎて解んなかったら
「本ってつまんない」
になってしまうものなので、
「子どもさんが好きなジャンル」で
まずは攻めましょう。
人気の忍たま乱太郎でも小説バージョンはあります。

忍たま乱太郎 にんじゅつ学園の文化祭の段 ポプラ社の新・小さな童話 / 尼子騒兵衛 アマコソウベエ 【本】
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > 日本の小説 > その他
- ショップ: HMV&BOOKS online 1号店
- 価格: 972円
名作もかなりダイジェストにしたものがあります。

- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 絵本・児童書・図鑑 > 児童書 > 児童書(外国)
- ショップ: 学研アソシエ代理店 サインポスト
- 価格: 1,015円
この「10歳までに読みたい~」
シリーズはお勧めですね。
ここでも書きました。
車が好きな子だったら
車系の図鑑からでもいいと思います。
全く本に興味を持たない子は、
いきなり分厚い本を渡して読みなさい!というより
こうしたものから入って
「本に親しみを持ってもらう」
「本って面白いなと思ってもらう」
ことから始めたほうがいいと思います。
とりあえず期待しない
これなら読んでくれるかなと思って
用意した本でも、子どもって大抵読みません。
「せっかく買った(借りてきた)のに・・・」
と悔しくなりますが、そこはグッと我慢しましょう。
我が家では「本は借りる」主義です。
本って意外と高いです。
買ってしまうと、読まなかった時に
「せっかくお前のために買ったのに!!」
と嫌味の1つもいいたくなってしまいます。
それもまた悪循環ですよね?
そうならないためにも最初は買わずに借りましょう。
(買うのは「何度も読みたがる本」でもいいかと)
ここで大切なのは
借りてきても、子供は大抵
読まないもんだという覚悟。
期待したらガッカリするだけなので
「このレベルとこのジャンルは
この子にはダメだったんだな、じゃあ次は違うものに」
と冷静&地道な粘りで勝負しましょう。
だれも悪くありません。
ただ「違っただけ」です。
本を借りる時の注意点
図書館で本を借りるときのポイントはこれです
・子どもの好きなジャンルにする
・そのジャンルで、簡単なものから高度なものまで
レベルを変えて10冊くらい借りる
うまくいけば10冊のうちの1冊でも、
興味を示してくれるかもしれません。
その読んでくれた本で、子供の読書レベルも解ります。
何か1冊でも読んでくれたら、次のステップはこれ
・読んでくれたその本の作者を調べる
・その作者の書いた本でレベル近いものを
集中的に借りる
(図書館は検索できるし、予約もできますよね)
これを繰り返すと、子どもの
「好みの本」「レベル」がはっきりします。
それが解ると、親が子供に
本を借りる時も失敗しなくなってきますし
子どもも「本って楽しいな」と思ってくれるでしょう。
かなり早く読めるようになったり、
物足りなさそうであればレベルを上げていきます。
子どもが本って楽しいなと気づいたら
借りた本を置いておくだけで
読んでもらえるようになりますよ。
まとめ 結局大事なことは「観察力」
あらままはこの方法を5年くらいやっています。
で、いまもやり続けています。
今でも借りてきた本を読まないこともありますし
意外な本を読んでくれたこともあります。
こんな本がいいの?なんで?と思いながら
何冊も予約してきましたし、いまでも予約しています。
この方法を5年間続けてみて気づいたことは
「観察力は大事」
子どもは今何に興味を持ってるんだろう?
今の子どもの読書のレベルはどのくらいなんだろう?
それを一切の感情
(「これに興味を持って欲しい」
「これが読めてほしい」という親の願望)
を入れずにありのままに見て受け入れる・・・
これは読書に限らず
子育て全般に言えることだなと思いました。
子どもとの読書を通して、
なんだか大事なことを学ばせてもらったなと子供に感謝です。
※読書に関してはいろいろと今まで書いてきています。
よかったらこちらの記事もどうぞ
ぽちっとなしてもらえたら嬉しいです。