以前、理科や社会は日常生活の中にある・・・
ということを書いたことがあります。
でも「ことわざ」もかなり日常生活に
あるんですよね。
ある日お米を研いでいた時
息子君が来たので
「濡れ手に~」
「粟!!」
(いや、実際はコメ)
とやったら大うけでした。
そこで
「ほら、こうやって濡れた手で
お米に触ったらなあーんにも苦労しなくても
お米が手につくでしょう」
「うん、ほんとだ」
「昔は粟をたべてたからコメじゃなくて
濡れ手に粟になったんだけど、
粟をお金だと思ってみ」
「うん」
「濡れた手でお米触ったときみたいに、
なんの苦労もしないでおカネが手に入ることを
『濡れ手に粟』ていうんだよ」
「へええーそうだったんだ!」
この時の顔、いいんですよね!
この顔見たさにあらままは
いろいろ教えてあげてるようなもんです。
そしてついでに
「『粟』はこの『泡』じゃないよ。
『泡』だと手がぬれてようが乾いてようが、
差はないからことわざにならないよね」
「ほんとだ~。僕いままで『泡』だと思ってた!」
良い気づきになったようで、あらままも大満足。
これからも「日常生活に潜む学問」を
発見していこうと思います。
そのほうが楽しいしね!
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