あらまま家は、他の中学受験をされているご家庭から見たら、ずいぶんのんびり進んでいるように見えるかもしれません。
なんせこうですから。
- 勉強は平日なら1日1時間程度(学校に行く前に早起きしてやる)
- 放課後は毎日公園でガンガン遊んでる
- 日曜日は2時間程度勉強
- 土曜日は家庭教師の先生(学生のお兄さん)が来てくれて、習っていないような単元を教えてくれる
- 進学塾には行ってないし、特に模擬試験も今のところ行ってない
- ○○学校絶対合格・・・という事も言ってない。
どちらかというと、今のペースで勉強していって、受かるところに行こう・・・みたいなノリです。
「ダメだったら公立行こうな!
近所の○○中学も捨てたもんやないで!
そこから市立▼高校行くのも全然アリやで!」
・・・とも思ってます。
4年生という事もありますが、でもなぜそんなにのんびりしてるのでしょうか?
それは、あらままの姪と甥のエピソードがあるからです。
詳しくお伝えしますね。
目次
中学受験体験記1 姉一家のエピソード
あらままには姉がいます。
この姉は、のほほ~んとしていて、もともと中学受験なんて全く考えていません。
本人も勉強嫌いで、学生時代はホントに勉強しない・本も読んだことないような人でした。
でもあらままみたいに、色々考えすぎてしまう人からみたら、本当に一緒に居てほっとできる人、敵を作らない人でもあるので、ウラヤマシくもあります。
その姉の旦那さん、つまりあらままの義理の兄が凄い。
こんなスピリッツで生きている人です。
中学受験をして、レベルの高い学校に行き、大きな会社に入った人間がウラヤマシイ。
自分の親は中学受験なんて考えていなかった。受からなかくてもいいから、中学受験をさせてほしかった。
そんな、レベルの高い大学・企業に行くような人生を、送ってみたかった。
そんなチャンスを与えてもくれなかった親を恨んでいる。
だから自分の子供には、何が何でも中学受験をさせる。
だれが何と言おうと、中学受験をさせる(; ・`д・´)!!!
・・・・なんと言おうか。
一言で言って、幸せじゃない人なんだなあと思います。
確かに義兄のいう事には、一理あるかもしれません。
でも、一流大学に行き、一流企業に入った人すべてが、幸せに暮らしているわけではないでしょう。
それに今は一流企業でも、5年先はどうなってるか解らないですしね、このご時世。
私も姉も(私の夫も)中学受験をしていない人達なので、ポカーン( ゚д゚)と聞いているだけですが・・・。
中学受験体験記2 姪っ子の体験談
姪と甥が、小学校高学年になる頃から、義兄の要望は本格的になってきました。
まずお姉ちゃんの姪っ子。
この子は、もともと勉強好きな子ではありません。
イヤ頭の回転は速いのですが、勉強よりも、ダンスや体を動かす方面に行けばいいのに・・・と思う場面はいろいろありました。
進学塾よりも、はなまる学習会がかなり向いてそうな子です。
でも問答無用で大手進学塾に行かせます。
会うたびに、なんだか顔色が悪くなる姪。
もともとあった活発な元気さが、なりをひそめているな・・・という事は誰も目から見ても明らか。
「女の子なんだし、勉強じゃなくても・・・・。
もっと違うジャンルでもいいんじゃないの?」
心配した、ばあばの意見もこの意見で却下。
「レベルの高い学校に行けば、レベルの高い男と(学校の・・・ですね、あくまで)
知り合える機会が増える
(; ・`д・´)!!」
いや・・・知り合っても、「パートナーとして選んでもらえるか」は別ですよ・・・お兄さん・・・。
で、姪っ子は結局不合格。
もともと勉強は嫌いだったのですが、この中学受験をきっかけに、ますます勉強が嫌いになり、高校受験もふるわず。
何とか親族の推薦で、ちょっと遠い私立高校に滑り込み、現在3年生です。
でも義兄はまだあきらめずに、こう息巻いています。
「大学だけは、何としても入れろ(; ・`д・´)!!!」
もういいやろう・・・・と思うんですが・・・。
中学受験体験記3 甥っ子の体験談
もう一人、弟の甥っ子体験談を書いていきます。
この子は姉一家の中で、ちょっと大事にされてないな・・・という印象を受ける子でした。
でも勉強は、そこそこ出来る子だったようで、自然と義兄も力が入ります。
いままであまり、親に構ってもらえなかったのが嬉しかったのでしょう。
甥っ子も勉強になんとかついていって、塾でも頑張り見事合格!
とある中高一貫校に受かりました。
めでたしめでたし・・・のはずだったのですが・・・。
受かったのは、通学に2時間以上かかる学校。
学校を聞いたとき、ちょっと不安になったのを覚えています。
そして2年後の今はどうなったのか?
なんと、現在中3の甥っ子、登校拒否です。
甥っ子、なんでそこを受けたの?
その遠い学校、どうしても行きたかったの?
と聞いてみたら姉
「いや、そこ受けてみろって塾が言うしな~(#^.^#)
偏差値がちょうどって」
ああ、おっとりした姉らしい意見・・・。
いや、今回は裏目に出てないか( ゚Д゚)??
甥っ子、朝6時に家を出て、帰ってくるのは夜7時すぎ・・・。
帰ったらご飯食べて寝るだけ。
当然勉強する気力もありません。
学校の勉強についていくのもままならず・・・。
おまけに義兄の意見で、無理やり(さほどやりたいとも言ってない)スポーツもやらされて・・・。
可愛そうで見ていられません。
そりゃ学校行くのも嫌になるわなあ・・・・。
きっと義兄は、今こう言ってるんでしょう。
「甘えるな(; ・`д・´)!!!
俺だって通勤にそれくらいかけてるんだぞ!!!」
こんな2人のエピソードを反面教師にして、中学受験に臨んだのです。
合格しても勉強が嫌いになったり、登校拒否では、あまりにも本人が悲惨ですしね・・・。
中学受験合格したのに大失敗?そんな体験談 まとめ
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
ではまとめますね。
中学受験を楽しく乗り切るため、あらままが肝に銘じているのはこれです。
- 受かってからが本番(通うのは息子!)通学は1時間まで。
本人が辛そうなら引っ越す
(甥っ子のエピソードからも解りますが、通うのに2時間は大人でも辛いです。)
- 子供が、6年生の秋になっても本気を出さないなら、中学受験はやめる
(逆に言えば、そこらへんにならないと子供って本気にならないでしょう)
- 中学受験の目的は合格だけでなく、一生モノの勉強の仕方を身に付けること
- 夫婦で一枚岩になることを忘れない
子供の人生は始まったばかりです。
それに「合格したから、そこから先は、バラ色の学生生活が待っているはず」とも全く思っていません。
勉強で勝負するのは12歳、15歳、18歳と3回チャンスがあります。
12歳で失敗しても、チャンスはまだまだあるはず。
「合格しても不合格でも、第一希望じゃなくても、ここまで頑張ったお前は私たちの誇り」
・・・子供にこう言ってやれるようにしよう!
と毎日肝に銘じています。
なんせ親は2人とも、小学生の時は、ただただ遊んでたんですからね!
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