あらままは息子に英語をやらせていません。
やりたいって言ってないというのもありますが、
基本的に英語を習わせるつもりはないのです。
なぜなら
「週に1回行くぐらいで、語学が身につくとは思えない」
「真の国際化は英語を話せることではない」
「今は他に大切なことがあるから」
と思っているから。
賛否両論あると思いますが、
今日はこれについて書いていこうと思います。
週に1回では身につかないと思う
あらままは英語が得意なわけではないし、
(なんせ偏差値が高校の時40だった人ですから)
いまでも話せる人ではありません。
でもこれは思っています。
「英語を話せるようになるには、
英語漬けにするのが一番いい」
赤ちゃんが話せるようになるのは
周りの人が話しかけることによって、自分の頭の中に
言葉のためができるからですよね。
語学ってそういうもんかと思います。
あらままは、
洋楽が結構好きなもんで(英語苦手なくせに)
CDを一時よくかけていました。
それを聞いていた幼い息子君が、
めちゃめちゃでもなんか英語らしき言葉を
口ずさんでましたから、習うよりは
そっちの方がいいなと思います。お金もかからないし。
真の国際化は英語を話すことではない
これを言うと語弊があるかもしれませんね。
あらままにとって「真の国際化」とは、
「自国の文化に誇りを持つこと」
じゃないかな~と思うんです。
日本語がペラペラの中国人に
「金瓶梅を読みたいと思ってるから、あらすじを教えて」
「水滸伝の中でだれが好きですか」
(あらままは漢字出てこないけど『そうこう』が好きです)
って言ったとき
「読んだことない」
って言われたらがっくりします。
イギリス人に
「ホガースの絵っていいですよね!」
(あの皮肉たっぷりな絵は秀逸)
フランス人に
「ロベスピエールはフランスでどう扱われているの?」
(あらままは結構評価しているほう)
・・・・
あらままは言いたいこと、
聞きたいこといっぱいあります。
英語が出来たら、
外国人に聞かれることって、
絶対こんなことじゃないかな。
「歌舞伎と能と狂言はどうちがうの??」
「源氏物語ってどんな話?」
「アベノミクスって何のこと?」
そんな時、全然答えられなかったら・・・・。
なんだかがっくりされそうですね。
日本にはいい文化、芸術沢山あります。
それらに造詣が深くて、日本の政治も良く知っていたら・・・
英語が話せなくても、
向こうが通訳つけてくれるんじゃないかな。
そう思うのです。
今は他に大切なことがあるから
英語は後からでも勉強できます。
今やらないと出来ないことは
ネイティブみたいな発音ができないことだけ。
でも「読み」「書き」が出来れば、ネットなどで
世界中の人と家にいながら
「メール」「ツイッター」などで
交流はできますよね。
そこから発展してビジネスにつながる
可能性はいくらでもみつけられると思うのです。
そして「読み」「書き」ならば
後からいくらでも身に着けられますよね。
それよりも
「外遊びをすること」
「本を読む習慣をつけること」
「友達にもまれること」
「学ぶことは楽しいということに気づくこと」
これが今しかできないことだし
(あとから身につかない)
もっともっと大事なことじゃないかな
・・・と思います。
まとめ
英語を小さいうちから・・・というのは
「一流の会社勤めをするため」
が大前提にあるような気がします。
でも英語がペラペラに話せても
ビジネスのセンスがある人に
こき使われるだけ・・・
ということも考えられます。
英語はあくまで「ツール」かなと。
ツールは無ければ借りることができます。
それより息子くんには
「自分の力で人生を切り開く力」
をつけてほしいし
「会社勤めだけが人生ではない」
ということを知っておいてほしいな
・・・と思っています。
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