1月12日に日能研の全国テストが行われましたね。
性懲りもなくあらまま家も行ってきました。
きっかけはベルメゾンです。
「ベルメゾンと日能研になんの関係があんねん!」
・・・と思われるかもしれませんが、ベルメゾンのカタログと一緒に、日能研の全国テストのチラシが入っていたのですね。
きっと日能研が、ベルメゾンに「小学生の子供さんを、お持ちのお母さんのカタログに、これを入れてください」って言ってるんだろなあ~・・・と思いつつ、そのたくらみに便乗。
2年前のエピソードがありますので、嫌がったらやめておこうと思いきや、息子君、割と前向きだったので行ってみることにしました。
2年前のエピソードはこちら↓
「日能研の全国テスト受けてみた体験談」をレポしますね!
目次
日能研全国テストを受けるにあたって決めた事
さて無目的に日能研の全国テストを受けても、きっと結果に一喜一憂するだけ。
(進学塾に行ってない息子は、きっといい点も取れへんしなあ)
てなわけで「今回はここが出来たらOK」というラインを家族で決めておきました。
日能研の全国テストを受ける目的
あくまで「場慣れ」することが目的。いい点を取らなくてもいい。
限られた時間の中で、配分を決めて問題を解いていくという経験値を上げるため・・・という目標設定をしました。
普段そんな厳しい状況で勉強していない息子君にとっては、行くだけでも緊張するでしょうしね。
日能研全国テスト ここを頑張ろうと決めたところ
目標だけでなく、「とりあえずこれだけは絶対にやろう!」というポイントをいくつか決めました。
それはこちらです
- 名前を忘れないこと
- 字をきれいに書くこと
- 点取り問題(国語は漢字やことわざ問題。算数は計算問題)からやっていくこと
- 見直しをすること
まあ、これが守れたらOKとして、度胸試しに向かいました。
日能研全国テストを受けている間
さてさて日能研の全国テストを受けている間、親はカフェでお茶でも・・・というのでは、日能研全国テストの目的と大きく乖離。
そこはしっかり親対象の説明会がありました。
その親が受けた説明会の内容を書いていきますね。
関西の私立中学の説明
関西の私立中学の説明をこの冊子を元にしてくれました。
○○中学は、試験の科目が●年から変わりますだの、この中学は最近とても人気が出てきましただの、この中高一貫に入っても、大学は8割の子が別のところに行くだの・・・。
プロだからこその情報をしっかりと聞くことができ、とてもためになりましたね。
日能研の説明
ここからが本番、日能研の説明です。
もうこれを説明するために無料でこんなテストをやっているのだから、先生も気合が入ります。
主にシステムと料金説明をしてくださいました。
(あらまま家は新4年生なので、そこを中心に書いていきますね)
〇日能研のシステム
入塾の際、成績でクラスが分けられます。
本科は4組まであり、月曜日5時10分~7時45分の授業と金曜日5時10分~7時45分までの授業があります。
土曜日は月に3回、午前中にテストがある感じですね。
最難関Kコースなんてクラスはもっとがっつりしていて、月曜日は5時15分~8時30分まで、水曜日は5時15分~6時45分まで、金曜日は5時15分~7時5分まで授業があります。
土曜日も同じく月2回テスト、月2回算数特訓(12時10分~1時30分まで)があります。
これにプラスして宿題も入ってくるんですから、「4年生から本当に遊んでる暇などないっ!」・・・て感じです。
〇日能研の料金
4年生でこの料金です。
入会金は20000円です。
科目とコースで料金は変わってきますが、大体月謝が26000円~34300円ですね。
それで終わりというわけではありません。教材費は別途必要です。
これもまた科目とコースで変わってきますが、20940円~21500円です。
これはちなみに「半期」分なので、年間41880円~43000円ですね。
これらを考えると、日能研に入ると(教材費を12で割ってみて)29490円~37158円・・・ということになります。
模擬試験や夏期講習などは別途必要になってくるでしょうね。
5、6年生になると、金額や塾の回数もグッと上がってきます。
日能研全国テストを終えて
2時間ほどで全部終わり、帰宅しました。
「今日はお疲れさまでした~」
・・・ではこれまた日能研全国テストの意味がありません。
そうです、問題の見直しですね。
家族でさっそく見直しです。
日能研全国テスト 見直し
息子君、今回の目標は、ほぼ出来ていました。
名前の書き忘れもなく、いつもより丁寧に字を書いています。
国語の「これは出来ないといけないよね」という問題は完璧。
算数の途中計算もちゃんと書いており(去年はこれが出来なかった)ホッと一安心。
ただ算数で「手も足も出てない」問題がいくつかありました。
これはもう出来なくても全然OKな問題ですが、一応家族で確認です。
〇息子君が手も足も出なかった問題1
こういった問題でした(書き込みがあるので汚くてすみません)
これはこんな問題でした。
「正方形を9個合わせて、長方形(正方形に見えますが、長方形です)を作ります。
ア、イ、ウの長さを求めなさい」
いや~これは感動するくらいいい問題。
(夫婦で感動していました)
ポイントは一変が2センチの一番小さくて、たくさんの正方形に接している正方形をうまく使うことですが・・・。
さすがに息子君はチンプンカンプンでした。
お次はこんな問題です。
〇息子君が手も足も出なかった問題2
「アとイの「箱の大きさ」とは何かを考え、どちらが大きいのかを効率よく比べる方法を書きましょう」
・・・みたいな問題です。
ポイントは「箱の大きさ」をどう定義づけ出来るかですね。
定義づけ出来た後は、この2つの箱でどう大きさを比べていったらいいのか考えて、文章にすることです。
これら2つの問題は、ちょっと普通の3年生には難しいですよね(でも出来ている子もいるんやろうなあ)
それなりに専門の勉強をしているか、塾に行ってなければ難しいでしょう。
とはいえこれから通う「花まる特算コース」では絶対に出てくる問題。
花まる特算コースって何?という方はこちら↓
しかも特算コースでは、こういった問題の解き方を、みんなの前でプレゼンしないといけません。
私にとってもちょっと難しい問題だったので、息子と同じ目線で頑張ってみました。
算数は計算だけでなく論理的思考がかなり必要になってきます。
それが面白いと思えるかどうかが、息子の今後の課題。
この「算数面白い」スピリッツがないと、塾に行ってもしんどいだけでしょう。
あらままは、算数の論旨的思考が面白いと思い出したのは、(残念ながら)つい最近、息子と一緒に勉強を始めてからです。
息子君はどうなるかなあ~・・・と思いつつ、楽しく親子で問題を解きました。
日能研全国テストの結果
2日くらい後に、テスト結果がWEBで見られます。
さっそくログインしてみてみると・・・結構さんざんな結果に・・・。
でもまあいっかと思っています。
「ああ~全然ダメだったわねえ。やっぱ塾いかないとダメねえ。日能研さん行ってみようかしら」・・・と親に思わせることが塾主催のテストの目的。
(でないと無料でやらないですからね)
今回は、設定した目標が出来ていたのでそれでOK。
あらままも初めて「算数楽しいなあ」と思えたのでそれもOK。
大切なことは「今いい点をとること」ではなくて「入学試験で実力を最高点までもっていくこと」ですもんね!
日能研全国テストを受けてみて まとめ
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
ではまとめますね。
<日能研・全国テストを受けてみた感想>
- いい経験になった
決められた時間の中で、時間配分を考えて問題を解いていくというのは、自宅学習ではなかなかできないこと - 結果は今一つだった
見直しをして、いい問題だったねえと親子で感動。特算コースへの意気込みを新たに出来た。 - 日能研さんのこと、知らなかった私立中学のことが知れた
プロの情報量はやっぱりすごい
面白かったので(ブログのネタにもなったし)、またいろいろな塾の全国テストを受けてみたいと思います。
追記
1週間ほどしたら郵送でテスト結果が送られてきます。
それと一緒に「入塾証書」みたいなものと、入塾した時のクラスが書かれています。
(「日能研のシステム」で書いた4クラスのうちのどれかになる感じ)
ぽちっとなしてもらえたら嬉しいです!