4月になり、こんな状況ですが、新年度が始まりましたね。
中学受験では、この時期にはもう進学塾に行ってます。
でもあらまま家では、4年生では塾に行くより、遠回りでも勉強に対する心構えや下地を付けることを優先しました。
そして、その仕上がり具合を見てから、中学受験するかどうかを決めよう!
・・・と思っていました。
でもこの春休みに、中学受験はすることに決定しました。
そして春休み中の、4年生会議ではこんな1年間の目標が決定。
・時間のメリハリをつける
・逆算ができるようになる
・問題に対する取り組み方を考える
本格的に中学受験に参戦することになったのですね。
やれやれですが、ここまで行きつくには、ちょっとしたトラブルがありました。
詳しくみていきましょう。
目次
中学受験 4年生会議の前に起こったトラブル
4年生会議の前に、ちょっとした事件(大げさ)がありました。
中学受験をし、私立中学に行くなら、当たり前ですが費用が必要ですよね?
うちは旦那が後2年で、定年を迎えるという特殊な家庭です。
ええ、義務教育も終わらないうちに、夫は定年なんですよ!
必然的に、あらままの肩に経済的な負担が・・・。
一応今も、パートなどしています。
でもやはり、もう少し稼いだ方がいいのでは・・・と思い、とある会社に面接に行ったのです。
コロナです、学校は長~い春休みです。
息子にはお留守番を言い、勉強の課題を書き、お昼も用意して出かけました。
でも面接が思いのほか早く終わり、予定より1時間早く帰宅したら・・・・
なんと息子は、おやつを食べながら動画三昧!
しかもタブレットは、あらままのタンスに隠したものを、勝手に出している!
当然、やると約束していた宿題には全く手を付けていない!
「私はなんのために、仕事を増やそうとしているのか・・・」
あらままは情けなくなって、涙を流し、一言ビシッと言いました。
「そんなんなら中学受験やめなさい!
なんのために今日出かけたと思ってるの!!(; ・`д・´)」
別にいいんですよ、やめたって。
中学受験なんて、どうしてもやらなきゃいけないことでもないですしね。
それに本人がやる気もないのに、親が躍起になって、やらせたところで、何にもなりませんから。
あらまま、ハッキリいってせいせいしました。
息子もきっと、勉強しんどいから、もうやめると言うだろう・・・。
ところが・・息子は「中学受験をやめたくない」と本気で悲しんでいました。
しかも泣いてる・・・。
びっくりしましたね。
息子が中学受験を、そこまでやりたいなんて、思ってもいませんでした。
サッカーが好きな子供は、強くなりたければ、自分で練習します。
それと同じで、息子は賢くなりたいって勉強する子なんだな・・・
(実際「東大クイズ王」に、ものすごく憧れて、ビデオを何回も観ている)
と、思いました。
この時親子で「本気スイッチ」が入ったのかもしれません。
あらままも本気で、中学受験に取り組もうと覚悟を決めました。
中学受験 4年生会議で決めた事
その後、夫と相談して、4年生会議の議題を決めました。
その内容はこれです。
- 時間のメリハリをつけること
- 逆算ができるようになること
- 問題に取り組む姿勢をしっかりしたものにすること
詳しくみていきます。
時間のメリハリをつける
これは当たり前ですね。
時間は無限にあるわけではありません。
テレビは退屈だからとダラダラ見るのではなく、見る時間を決めて、番組も決めて見るようにします。
動画も禁止ではなく、見たいときは親に見せてと頼むこと。
そのためタブレットは、あらままが管理することにしました。
逆算ができるようになる
「●時から勉強だから、歯磨きと着替えは、何時からやらないと間に合わないな・・・。じゃあ〇時から歯磨きしよう」
1年かけて、この計算が出来るようになろう!という事を決めました。
これ、大人でもできない人はいますよね。
逆算が出来るためには、自分を客観視して、何にどれくらい時間がかかるのかを考えないといけません。
これは試験問題を解く上で必須になってきます。
普段の生活でも大事な事。
10歳の子には難しいかもしれません。
すぐに出来るようにではなく、1年かけて達成を目指します。
問題への取り組み方
問題への取り組みは、このように設定しました。
- 解らなくても書いて考え、式を立て、その答えをきちんと説明できるようになること(主に算数)
- とにかく辞書をひくこと(国語)
- Z会ノートをとることと、フィールドワークを大事に(主に理科)
これらは勉強の基礎です。
この基礎がしっかりと身に付いていれば、塾に5年生から行っても大丈夫だろうし、中学受験を失敗しても、いくらでも後から挽回できます。
「中学受験にトライすることは、一生モノの勉強の仕方を、身に付けることである」
・・・という考え方に、変わりはありません。
そして、しっかり「基礎」を身に付けてから、塾に行かせるなり家庭教師をつけるなりをした方が、「塾・家庭教師を120パーセント使う、使いこなす」ことが出来ると思います。
付けたしですが「自分のことは自分ですること」も加えました。
これももう10歳になるので、やってもらいます。
長い春休み中に、お料理のことは大分仕込んだので、土曜日の昼ご飯はお任せしようと思います。
中学受験 4年生会議は特典もあり
さて厳しいことばかりを言ってるだけでは、子供もしんどいです。
なので、ちょっとした楽しいことも用意しました。
おこずかいの値上げ
100円ですが、毎月のお小遣いをアップしました。
相変わらずお金に関しても、会議を毎月しています。
夏休みに「我が家の2分の1成人式」を行う
普段は、超・質素倹約な我が家(車もありませんしね)・・・。
でも!
この夏は、屋久島に豪華家族旅行に行こう!と計画しています。
その企画には息子もしっかり参加してもらい、みんなで計画。
そしてめいっぱい楽しもうと思います!
5年生になったら、息子も家族旅行も嫌がるかもしれませんし、行ってる暇もないかもしれません。
屋久島でお父さんと冒険をして、男の子として成長してくれたらいいな~・・・と思います。
息子ばかりでなくあらままも、子供に毎日ハグをするとか、毎日「○○ができたね」などの「承認」も欠かさないように気を付けるように決めました。
中学受験 4年生会議 まとめ
ちょっと残念な出来事がありましたが、災い転じて・・・にすることができました。
おかげで息子も本気スイッチが入り、苦手意識を持っていた算数も、きっちり式をたて、解き方のプレゼンができるようにもなってきました!
意外なことに、動画を見たいとも言いません。
しっかり見ていなくても、勉強するようになってきました。
私も腹をくくって、中学受験に本格参戦する覚悟が出来たと思います。
コロナは大変ですが、いい春休みになったと思います!
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