以前はなまる学習会で「国語大会」なるものの
記事を書いたことがありました。
息子は国語大好きなもんで、
張り切って臨んで、この時は見事MVP賞の鉛筆ゲット。
そして今回も張り切って臨んだのですが・・・・
残念ながら鉛筆はゲットできませんでした。
お迎えに行ったときも、帰り道も、
お友達といっしょに、普通にニコニコと
アメ玉などをなめながら帰っていたのですが・・・。
玄関のドアを開けて、お父さんの顔を見たとたん
「MVP取れなかった・・・」
ってオイオイ大泣き。
びっくりしました。
きっと本当は悔しかったのでしょう。
悔しかったし、泣きたかったのでしょうが
お友達の手前我慢していたのかもしれません。
家に帰ってお父さんの顔を見て、気が緩んだのかもしれません。
その姿がなんだか
「甲子園で負けた球児」
みたいに見えました。
あらままは中学受験をする親子を
「無理やり勉強やらせて、かわいそうに」
「中学受験なんて親のエゴだよね」
「小さいのに塾なんか行かせて」
なんてつい最近まで思っていました。マジで。
両親が47歳と37歳の時に生まれた子でもあるので
大学行かせるより、早めに働かせよう・・・、
中学出たらどこかに弟子入りさせようか・・・
などと思っていたのに。
それが幼稚園から塾に行くことになり、
いまでは小2にして2つの塾通い・・・・。
子どもって絶対親の期待と
正反対の方向に行きますが
ここまでになるとは予想もしていませんでした。
それもこれも息子が幼稚園の時に
「勉強がしたい~!!」
と泣き叫んだことに由来しますが
もしかしたら、この世には
「学問好きな子ども」
というのが存在していたのかもしれません。
野球やサッカーに熱中するのと同じくらい
学問を面白いと思って夢中になる子が存在していた、
私がそれを知らなかっただけなのかもしれない・・・。
嬉々として塾に通う
息子を見ていると
「いままで中学受験を
偏見の目で見ていたのかもしれない」
そう思うあらままなのでした。