目指せN中!あらままの中学受験物語

「楽しく中学受験はできるのか?」これをテーマに書いていこうと思います

【中学受験ブログ】入試問題はその中学からの熱いメッセージ。赤本から読み解く意味

「入試問題はその学校からのメッセージ」

・・・というオシャレな言葉をきいたことがある。

 

要するに

「こんな子が欲しい、こんな子に入学してほしい」

という学校からのメッセージが入試問題を見ると解る
ということなのだ。

 

今までは「ふーん、そんなこともあるんだねえ」って
聞き流していたけれど
今回無謀ながらも目標としているN中学の入試問題をやってみて
納得しました。

f:id:kakusan57:20180717094837j:plain


例を挙げてみますね
(私は国語しかできないので国語問題を例にして考えていきます)

f:id:kakusan57:20180717094912j:plain

例えばこれ

普通は□に漢字を入れていきなさい・・・という
問題ですが、N中は違う

この□に漢字を入れるなんてだけでは終わりません。

ここに入る漢字を使ってもう1段階。
またまた漢字を作りなさいって言われるんですよ。

 

答えは

千、一、分、亡、言、土、刀、日・・・・

なんですが、これらを組み合わせて
漢字を4つ作れってことなんですよ~。

しかもこれ、「へんとつくり」に限ってない!

ひええ~。他の問題もあるのに
時間内に出来るのだろうか・・・。

この「漢字を2段階で考える」という問題がN中は多い。

こっちは出た答えで「しりとりをする」なんて問題もありました。

f:id:kakusan57:20180717095144j:plain

昔読んだマンガで「古典の単語をクロスワードで答えさせる」
なんてテストがありましたが、それをホーフツとさせてくれます・・・。

 

多分最初の段階の漢字が全問出来ない子もいるでしょう。
でもそこからいかに漢字を組み立てられるか。

発想力・想像力を見ているんでしょうね。

「与えられた材料で、いかに想像力を駆使して答えられるのか」

それが出来る子なのか?
すぐに諦めないで粘れるか?

それを見ている気がします。

 

 

ついでにびっくりしたのはこれ

f:id:kakusan57:20180717095411j:plain

 

N中は「季節を表す言葉」を問う問題が非常に多いのですが

「野分」の季節が解るかどうかを
問うてるんですねこの年は!!

 

たまげましたね。

 

野分なんて季語は「源氏物語」にしか出てきませんよ(多分)

普段ニュースとかでも小説なんかでもなかなか出てきませんよ
(よくて「啓蟄」とかですね)

答えは秋なんですがね。

台風みたいな強めの雨風のことなんです。
夕霧が野分の風のせいで、まくれ上がった御簾越しに紫の上を
初めてみて心惹かれる・・・っていう段の名前が「野分」
ちなみにこれはあらままが大学3年生の時にレポートで
提出した段です。

 

まあそれはいいとして

いやそれを古典なんてやらない小学生に問うんだよ。普通じゃないよ。


こんなN中の国語問題を見ていてまず思ったのは

「塾にいって習ったり覚えたりしたら
何とかなる問題ではない」

「1年や2年の受検勉強で何とかなる問題じゃない」

ということ。


普段から、幼い時から読書に深く親しみ、
日常生活の中でいかに好奇心を持ち
「学ぶこと」が浸透しているか、
「学ぶこと」を楽しみ、あたりまえとしているか・・・・
「発想力」「想像力」をキチンと鍛えてきたか・・・


「あなたはそんな生活をしてきましたか?」
「そんな少年ですか?」

 

これをN中は問うてるんだな・・・・
そう感じました。

 

要するに「真の秀才」が欲しいってこと。

 

理科の問題に
「タンポポの花の絵を書け」っていう問題も出てる。

全体の形ではなく、一つの小さな花を書くの。

f:id:kakusan57:20180717095935j:plain

 

これも塾で教わる問題じゃない。

幼いころ自然に親しみ
「これはどうなっているんだろう?」っていう
好奇心のままに花や草を分解するような子。

 

ゲームやテレビで過ごすのではなく
勉強ばっかりの頭でっかち、青白い秀才ではなく
外でも思いきり遊んだ秀才・・・・。

 

そんな子が欲しいんだN中は・・・・。

 

 

そんなN中からのメッセージが
ひしひしと感じられてすっかり感動したあらままなのでした。